「美容医療の効果が出るまでには時間がかかる」 それはもう痛いほど実感しています。
実際に施術を受けてきたからこそわかる、“数ヶ月待ってようやく変化が出る”という現実。
でもさ、毎日そんな悠長に待ってられないのよね。
今日も仕事があるし、人と会う予定もあるし、ふと鏡を見たときにテンションが下がるのはやっぱり避けたい。
そんなときに頼れるのが、「割り切りメイク」です。
正直、肌には負担がかかる。 でも今日は隠したい、今日はどうしても見せたくない——。
そんな“肌より優先したい日”のための、クレーター肌・毛穴肌でも生き抜くベースメイク術をご紹介します。
STEP1:毛穴・クレーター肌こそ「下地が命」
まず、選ぶべきはラメなし下地。
ラメやパール入りの下地は、光を反射してツヤ感を出してくれる一方で、クレーターや毛穴の凹凸をかえって強調してしまう場合があります。
特に日中の自然光や蛍光灯の下では、凹みの影が目立ちやすくなることも。
毛穴や凹凸が目立つ肌には、まず下地の使い方が超重要。
特に頼れるのは、シリコン系の毛穴埋め下地。
ただし、全面に塗るのはNG。 毛穴が目立つ“頬の内側だけ”など、ポイント使いが鉄則。
さらに、下地は上に向かって塗るのがポイント。
毛穴は下向きに開いているため、下から上へ塗ることで毛穴の凹凸をなめらかにカバーしやすくなります。
おすすめ下地:
- プリマヴィスタ 毛穴・くずれ防止下地
- ポアパテ職人 毛穴埋め下地
- benefit ザ・ポアフェッショナル(ちょっと高いけど優秀)
ポンポンと指で軽く押し込むように塗ると、肌の凹凸をフラットに見せてくれます。
STEP2:ファンデは“毛穴に落ちにくい”タイプを選ぶ
クレーター肌にとってファンデは諸刃の剣。
厚塗りは逆にアラを浮き彫りにするので、薄膜で毛穴に落ちにくいものを選ぶのがコツ。
マットすぎると乾燥や粉吹きが目立つし、ツヤ系だと凹凸が逆に強調されることも。
セミマット〜ナチュラルなツヤ系が◎。
さらに、ファンデを塗るときは指で頬を引き上げながら塗ると、毛穴の開きに逆らう形になり、仕上がりがなめらかになります。
おすすめファンデ:
- NARS ライトリフレクティング ファンデーション
- ランコム タンイドル ウルトラウェア
- MISSHA テンションパクト(コスパ重視)
クッションファンデ派は、パフに取る量を少なめにして、薄く伸ばすのが大事!
STEP3:スポンジで叩き込みすぎない。
“置く”ように仕上げる。
ベースメイクを密着させるにはスポンジが便利だけど、叩き込みすぎると毛穴にファンデが落ちて逆効果。
やわらかめのスポンジやブラシを使って、 「置く」「滑らせる」「ぼかす」くらいのイメージで優しく仕上げましょう。
仕上げにテカリやすいTゾーンだけお粉をのせるのもおすすめ。
毛穴のタイプに合わせてパウダーを選ぶのもポイント。
- 小さい毛穴 → ブレストパウダー(固形タイプ)でなめらかに。
- 深めの毛穴 → ルースパウダー(粉状)でふんわりカバー。
おすすめアイテム:
- ロージーローザ ジェリータッチスポンジ
- &be ブラックスポンジ
- エクセル ルーセントパウダー(乾燥しにくい!)
STEP4:クレーターはコンシーラーで隠すより、光で飛ばす!
凹凸って、実は“影”で目立つんです。
だから、コンシーラーで埋めようとするよりも、ハイライトで「光を足す」方が自然に見える。
頬の上部やCゾーンに軽く光をのせると、ふんわり柔らかい印象に。
おすすめハイライト:
- セザンヌ パールグロウハイライト
- エクセル グロウルミナイザー
- Dior バックステージグロウ(ご褒美系)
おわりに:「今日を乗り切るために、肌を甘やかしてもいい日がある」
肌のためには、こういう“作り込みメイク”を毎日やるのは正直おすすめできません。
でも、どうしても隠したい日、少しでも自信を持って外に出たい日って、ある。
そんな日くらい、肌の負担よりも、自分の気持ちを優先してもいいじゃない?
メイクは“肌を隠す”ためじゃなく、“今日をちょっとラクに生きるため”の味方だと思うのです。
そして、メイクを落としたらたっぷり保湿して、また明日から肌と向き合えばいい。
頑張るあなたの今日が、少しでも軽くなりますように。
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