肌にはよくない。でも今日は隠したい。40代・クレーター肌の“割り切りメイク術”

クレーター肌・毛穴肌をカバーするファンデーションと化粧下地の横並び写真 クレーター

「美容医療の効果が出るまでには時間がかかる」 それはもう痛いほど実感しています。
実際に施術を受けてきたからこそわかる、“数ヶ月待ってようやく変化が出る”という現実。

でもさ、毎日そんな悠長に待ってられないのよね。
今日も仕事があるし、人と会う予定もあるし、ふと鏡を見たときにテンションが下がるのはやっぱり避けたい。


そんなときに頼れるのが、「割り切りメイク」です。

正直、肌には負担がかかる。 でも今日は隠したい、今日はどうしても見せたくない——。
そんな“肌より優先したい日”のための、クレーター肌・毛穴肌でも生き抜くベースメイク術をご紹介します。


STEP1:毛穴・クレーター肌こそ「下地が命」

まず、選ぶべきはラメなし下地
ラメやパール入りの下地は、光を反射してツヤ感を出してくれる一方で、クレーターや毛穴の凹凸をかえって強調してしまう場合があります。
特に日中の自然光や蛍光灯の下では、凹みの影が目立ちやすくなることも。

毛穴や凹凸が目立つ肌には、まず下地の使い方が超重要

特に頼れるのは、シリコン系の毛穴埋め下地

ただし、全面に塗るのはNG。 毛穴が目立つ“頬の内側だけ”など、ポイント使いが鉄則。

さらに、下地は上に向かって塗るのがポイント。
毛穴は下向きに開いているため、下から上へ塗ることで毛穴の凹凸をなめらかにカバーしやすくなります。

おすすめ下地:

  • プリマヴィスタ 毛穴・くずれ防止下地
  • ポアパテ職人 毛穴埋め下地
  • benefit ザ・ポアフェッショナル(ちょっと高いけど優秀)

ポンポンと指で軽く押し込むように塗ると、肌の凹凸をフラットに見せてくれます。


STEP2:ファンデは“毛穴に落ちにくい”タイプを選ぶ

クレーター肌にとってファンデは諸刃の剣。
厚塗りは逆にアラを浮き彫りにするので、薄膜で毛穴に落ちにくいものを選ぶのがコツ。

マットすぎると乾燥や粉吹きが目立つし、ツヤ系だと凹凸が逆に強調されることも。
セミマット〜ナチュラルなツヤ系が◎

さらに、ファンデを塗るときは指で頬を引き上げながら塗ると、毛穴の開きに逆らう形になり、仕上がりがなめらかになります。

おすすめファンデ:

  • NARS ライトリフレクティング ファンデーション
  • ランコム タンイドル ウルトラウェア
  • MISSHA テンションパクト(コスパ重視)

クッションファンデ派は、パフに取る量を少なめにして、薄く伸ばすのが大事!


STEP3:スポンジで叩き込みすぎない。

“置く”ように仕上げる。

ベースメイクを密着させるにはスポンジが便利だけど、叩き込みすぎると毛穴にファンデが落ちて逆効果

やわらかめのスポンジやブラシを使って、 「置く」「滑らせる」「ぼかす」くらいのイメージで優しく仕上げましょう。

仕上げにテカリやすいTゾーンだけお粉をのせるのもおすすめ。

毛穴のタイプに合わせてパウダーを選ぶのもポイント。

  • 小さい毛穴 → ブレストパウダー(固形タイプ)でなめらかに。
  • 深めの毛穴 → ルースパウダー(粉状)でふんわりカバー。

おすすめアイテム:

  • ロージーローザ ジェリータッチスポンジ
  • &be ブラックスポンジ
  • エクセル ルーセントパウダー(乾燥しにくい!)

STEP4:クレーターはコンシーラーで隠すより、光で飛ばす!

凹凸って、実は“影”で目立つんです。
だから、コンシーラーで埋めようとするよりも、ハイライトで「光を足す」方が自然に見える

頬の上部やCゾーンに軽く光をのせると、ふんわり柔らかい印象に。

おすすめハイライト:

  • セザンヌ パールグロウハイライト
  • エクセル グロウルミナイザー
  • Dior バックステージグロウ(ご褒美系)

おわりに:「今日を乗り切るために、肌を甘やかしてもいい日がある」

肌のためには、こういう“作り込みメイク”を毎日やるのは正直おすすめできません。
でも、どうしても隠したい日、少しでも自信を持って外に出たい日って、ある。

そんな日くらい、肌の負担よりも、自分の気持ちを優先してもいいじゃない?

メイクは“肌を隠す”ためじゃなく、“今日をちょっとラクに生きるため”の味方だと思うのです。

そして、メイクを落としたらたっぷり保湿して、また明日から肌と向き合えばいい。

頑張るあなたの今日が、少しでも軽くなりますように。

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